RFPの構成は事業目的によって定められていま す。持株会社RFPグループは運営会社、商社 と3つのビジネスユニット(木材調達、木材 加工、輸送と物流)からなっています。
運営会社
運営会社はビジネスユニットが必要とする全 ての補助機能(金融管理、会計、IT、人事、 法律、安全、資材調達、プロジェクトの管 理、内部監査など)を果たし、それぞれのビ ジネスユニットによる活動の管理や調整を行 っています。
RFP商社
RFP商社は、当ホールディング所属の調達・加 工企業によって製造された木材の集中販売を 行います。

市場の開発を狙うRFP商社の意図的プロフェ ッショナルな活動のおかげで対アジア太平洋 諸国製材輸出で第1位を占めることができま した。

輸出品の90%以上は、RFPが木材輸出業者の 中でリーダーである中国向けとなっていま す。

商社の主要な戦略的目標の一つは、市場の拡 大や製品のプロモーションであります。
ビジネスユニット
木材調達
木材調達ビジネスユニットの目標は持株会社 が管理する森林の効率的、費用対効果の高い 開発、極東木材高次加工センターに含まれる 既存の企業や将来の企業に原材料を確保する ことです。

このユニットに入るのは極東地域の主要な木 材調達企業と木材加工企業で、もっとも大規 模なのは公開型株式会社ダリレスプロムと非 公開型株式会社フローラとなっています。

当ホールディングの管理下に与えられた極東 地域の森林の面積は450万haで、工業用木材 量は3億8890万m3、年間許容伐採量は410万 m3としています。 樹種の割合はカラマツ、エゾマツといった針 葉樹は81%、シラカバ、ポプラ、オーク、ト ネリコなどの広葉樹は19%とされています。

木材の調達は近代的な設備を使用して機械化 の方法によって行われます。

最優先課題は木材調達の効率の向上、林道網 の発展、木材調達のインフラの整備、新たな 森林地域の経済循環の促進などです。

木材加工
木材加工ビジネスユニットの目標は極東地域 で最大の木材加工センターであるアムールス ク市における「極東木材高次加工センター」 の建設、2018年稼動開始の戦略的プロジェク トの実施であります。 当プロジェクトは2009年9月に森林開発優先 的投資プロジェクトのリストに盛り込まれま した。 2015年からコムソモリスク先行発展領域 (TOR*)在住者になりました。

第1段階では2009年~2015年に年間生産量 30万m3のベニヤ単板工場の建設で、現在据付 作業中であります。

第2段階では2015年~2016年にベニヤ単板の 生産量の増加、乾燥製材の生産の開始が計画 されています。

また、小粒の固形燃料(ペレット)、住宅構 造用合板、単板積層材(LVL)、木造低層建築 物用建材などの製造の共同プロジェクトにパ ートナーを参加させる予定です。
運送と物流
公開型株式会社アムール船舶会社は当ホール ディングの製品のアジア太平洋地域の市場ま での安定した運送を確保します。 2007年に当ホールディングは船舶会社の株主 になって、現在船舶会社は運送・物流業務を 果たす基本の企業となっています。

RFPの木材事業ではアムール船舶会社は極東地 域における海上/河川輸送及び港湾荷役の完全 なサービスを与えています。